高圧洗浄をするのは、塗装する面に付着した埃や汚れ、苔、剥がれかけた塗膜(塗料の膜)などを取り除くためです。汚れなどが残っていると、仕上がり(見た目)に影響するだけでなく、上から塗装した塗料がはがれしまうこともあるので、洗浄は丁寧に時間をかけて行なわれます。
塗装工事の流れ|福山市、浅口市、里庄、笠岡市、井原市、鴨方の外壁塗装&屋根塗装&雨漏り専門店【アイペイント】
2021.06.28 (Mon) 更新
福山市、井笠地区の皆様、こんにちは!
福山市、浅口市、里庄、笠岡市、井原市、鴨方地域密着の外壁塗装&屋根塗装&雨漏り専門店【アイペイント】です!
福山市、浅口市、里庄、笠岡市、井原市、鴨方を中心に、安くて品質が高い外壁塗装、屋根塗装、雨漏り工事を提供いたします。
いつもブログをお読みいただき、誠にありがとうございます!
今日は塗装の工程についてお話します!
①|近隣挨拶
工事がはじまる前に近隣のお宅を訪問し、外壁塗装をすることと工事期間と工事内容などをお伝えさせて頂きます。塗装工事がはじまると、足場職人と塗装職人が出入りすることになるため、トラック・足場組立などの音や塗料の臭いなどを感じられる可能性もあるため、こうしたことが原因で近隣の方々とトラブルを引き起こさないためにも、事前にご説明をして、ご理解をいただいております。
②|足場の設置・メッシュシート張り
壁の上辺りや屋根の塗装は高所作業となるため、安全に作業できるように基本的にお家の周りに足場を設置します。
また、塗装職人が作業しやすくするのも、足場の組み方次第でかわるため、足場職人の技術力も重要です。
足場と一緒に、高圧洗浄の水や塗料が周りに飛び散らないように保護するため、メッシュシートの取り付けも行います。
足場の組み立て時には音がすることがあります。気になりそうな場合は、いつ音がするのか(時間帯)などを事前に確認しておくのがよいでしょう。
通常の外壁塗装会社は足場を外注に委託するため、塗装工事がはじまる前に、現場確認が行なわれます。
アイペイントでは、足場事業も行っているため、お客様にお問い合わせ頂き、見積もり作成前の現地調査の際に、足場の設置の確認も行っております。
④|高圧洗浄
高圧洗浄機を使っての洗浄が行なわれます。
⑤|下地処理
ひび割れや錆(さび)などの劣化部分を補修することで、非常に重要な工程と言われています。下地処理が十分にできていない場合、上から塗料を塗装しても、キレイには仕上らず、場合によっては再び早々に劣化症状が表れてしまうこともあるからです。
⑥|シーリングの撤去・プライマー塗布・シーリング打設
モルタル壁にはない工程ですが、サイディング壁にはこの工程が入ります。既存のシーリングを撤去し、シーリングの接着をよくするプライマーを塗布します。次にシーリングを塗布します。予算を抑えるためシールング増し打ちをお勧めする業者がいるかもしれませんが、基本的には打ち替えをお勧めします。増し打ちとは、劣化したシーリングの上に薄くシーリングの塗るため、見た目はきれいになりますが劣化を早める可能性があります。どうしても打ち替えが出来ない箇所や前回のシーリングの施工の仕方で増し打ちになる場合がありますが、なるべく薄くならないように注意を払って塗布させていただきます。
⑦|養生
塗らない箇所に塗料や汚れなどが付着しないよう、養生シートで覆います。窓ガラスや床、植栽、玄関まわりなど、汚れや塗料が付着しそうな箇所はすべて養生シートなどで覆われることになります。
⑧|外壁塗装・下塗り
基本的には塗装は、下塗り・中塗り・上塗りの順で、三回塗料を塗り重ねていきます。下塗り塗料は下地と、仕上げの中塗り・上塗りを密着させるために塗るのが下塗りです。下塗りも中塗り・上塗りと同様に、均一な厚みになるよう丁寧に塗装が進められます。アイペイントで使用している塗料では、それぞれの耐候年数や性能など発揮できるのが基本三回塗りとなっています。それ以上の回数や少なく塗るなどしてしまうと、その塗料の性能が発揮できないことになります。勘違いされている方も多いのですが、【5回塗りが基本です】と言われる業者もいると思います。多く塗ればいいと思われる方もいるかもしれませんが、よく注意しないと使用する塗布量(塗料の量)は各製品によって決まっています。その製品の性能が発揮できるのが5回塗りと塗布量が決まっているのならば問題ありませんが、【いっぱい塗っているから安心ですよ】という業者には注意が必要です。塗膜が分厚くなり過ぎて剥がれを引き起こす可能性もあります。
⑨|外壁塗装・中塗り&上塗り
中塗り・上塗りは仕上げの工程となります。
下塗りが終わった後、塗料メーカーで各塗料の決められた乾燥時間を置いてから、中塗りの塗装が行なわれます。乾燥時間を置かずに、下塗りが乾かないまま中塗りを塗装してしまうと、施工不良につながる恐れがあるため、下塗りが終わった後に必ず乾燥時間を設けられています。中塗りが終わった後も、塗料メーカーで各塗料の決められた乾燥時間を置いてから、上塗りの塗装が行なわれます。
⑩|完了検査
すべての塗装工事が完了した後、完了検査(最終チェック)を行ないます。仕上がりの状態はもちろん、塗り残しがないか、周囲に塗料が飛び散っていないかなどを、細かく確認します。
この完了検査には、現場管理責任者と担当営業マンが一緒に最終の状態をWチェックして、手直しが必要な箇所があれば完了検査時にお伝えていただき、手直しさせていただきます。
⑪|足場の解体&完成
完了検査が(場合によっては、+αの手直しも)終わったら、足場が解体されます。
足場の解体時にも大きな音がすることがあります。気になりそうな場合は、足場の組み立て時と同じく、いつ音がするのか(時間帯)などを事前に確認しておくのがよいでしょう。
足場を解体した後、道具等を片付けて、清掃します。最後にもう一度完了検査して、塗装工事はすべて完了となります。